2月22日(土)午後1時から、大阪暁明館病院では初めてとなる大規模災害訓練を行いました。参加したのは、当院のほか、全日本病院協会、伯鳳会グループの白鬚橋病院(東京)、赤穂中央病院(兵庫)、そして大阪の加納総合病院です。大阪湾を震源とする震度6強の地震が発生し系列病院が倒壊、多数の死傷者が出ているとの想定で、①大阪暁明館病院の災害対策マニュアルに沿って災害対策本部を立ち上げ、有事活動ができるかどうかの検証、②伯鳳会グループ医療救護班と大阪市消防局此花消防署との共働訓練の検証、③全日本病院協会の災害派遣チームAMATとの実動訓練、などを主な目的に実施しました。

当日は、西九条の大阪暁明館病院新病院と、春日出中の旧病院の2ヵ所を舞台に、多数の傷病者への救急治療やトリアージ、旧病院から新病院への患者移送などの訓練を行い、特に旧病院では、此花消防隊が、がれきの中に埋もれた人を救い出すなど、本格的な迫力のある訓練となりました。

参加人数は、医師、看護師、コメディカル、事務など総勢約200名。反省点もありましたが、今後の災害対策に生かすことのできる有意義な訓練となりました。